【お試しSKY SUITE】JL3083 国際線機材クラスJ搭乗記

JAL搭乗記

本日のフライト情報

航空会社:日本航空
便名:JL3083
出発地:成田国際空港
出発予定時刻(実際):10:30 (10:33)
到着地:中部国際空港
到着予定時刻(実際):11:40 (11:44)
所要予定時間(実際):1時間10分 (1時間11分)
機材:Boeing 787-8 JA839J

今回はJALが国際線使用のBoeing 787-8を投入している成田→中部線に搭乗です。クラスJで予約するとビジネスクラスシートに座れます。この日は午前便は長距離使用でスカイスイートが搭載されたBoeing 787-8が、午後便はシェルフラットネオが搭載されたBoeing 787-8が投入されていました。

私自身は2回目のスカイスイートです。席のほうは割と空いていて、特に2つ目のドアより後ろのBコンパートメントは4名のみ、私の着席した7Kの隣の7Hはありがたいことにブロックされています。

気象状況の確認

ジェットフロント周辺のVWSで、FL200~FL250あたりは少し気流が悪そうですね。ほかは大したことなさそうなので、今日のチェックはサクッとこれだけにしておきましょう。

成田空港 国内線サクララウンジ

意外にブログ記事が少ない成田空港国内線サクララウンジについて、2024年5月現在の情報としていくつか記録に残しておきます。

今回は預け荷物があったので、第2ターミナル1回のJAL国内線カウンターに寄ったところ、このような案内の紙をいただきました。サクララウンジは2階の保安検査場を抜けてすぐのところにありますが、そこからRゲートまでがかなり離れているようです。

サクララウンジは保安検査を抜けた右手、エスカレータを上がった先の3階にあります。エスカレーターでサクララウンジに上がっていく感じは羽田をはじめとしたほかの国内空港のサクララウンジにはないもので、国際線感がありますね。

エントランスは今どきのやたら豪華な感じではなく、控えめで昔ながらの隠れ家的ラウンジといった感じです。

中は(少なくとも午前中は)ガラガラです。このエリアと同じサイズのエリアがもう1つ、少し小さめのエリアがもう一つ、さらに喫煙エリアもあり、今の運航便数から考えたらなかなかな広さです。外もよく見えるのですが、滑走路とは別の方向を向いており、北風時は遠くにA滑走路から離陸する飛行機が見える程度です。

ドリンクのカウンターはメイン1か所、サブ1か所です。昔は国際線乗り継ぎ客を意識して軽食も出していたようですが、今は他の国内線用サクララウンジと同様に、ドリンクとおかきのみです。

翠とROYALです。

成田で特徴的なのは冷蔵庫内のドリンクです。メインのカウンターのビールサーバーは止められており、代わりに缶ビールとペリエが用意されています。ほかに、ファミレスによくあるソフトドリンクのマシンもありましたが、果汁系のジュースがないタイプでした。

そして、なぜかサブのカウンター(入り口付近)ではビールサーバーが生きていました。

そしてこのラウンジのもう一つの特徴はシャワールームです。ブースは少ないですが利用客も少なく、そもそも存在に気づいていない方も多いので、すぐに使えました。

中には座る場所までついていて非常に良かったのですが、一点だけ問題が…。この椅子も床もなぜか信じられないくらい滑りやすく、石鹸をつけた状態で姿勢を維持するのは不可能に近いのです。座っていても微妙な傾斜で体が壁のほうに落ちていき、なかなか厳しいです。20代の僕でこの有様なので、特に高齢者の方はご注意を。

搭乗

Rゲートは遠いよということで、出発時刻の30分前にラウンジを出てとぼとぼ歩いて行ったら少し早いかちょうどいい感じです。機体はスポットで言うと67番に止まっており、国内線用のゲートにはRという名がついている、という形です。

この便はやはりほとんどが国際線からの乗り継ぎ客のようです。GROUP1の搭乗が出発の15分前に始まりました。

ほどなくして機内に向かいます。PBBにはしっかりと67Bと記載があります。PBBはL2ドアのみにつける運用でした。

出発

本日のシートはBコンパートメント1列目の7Kです。座席の紹介は上空に行ってからにするとして、とりあえず離陸しちゃいましょう。スポットは3分遅れで出発しました。隣にはセントレアから戻ってきた767が止まっています。

この辺の光景は国際線と何ら変わりません。

例のアレです。ご存じない方のために簡単にご説明すると、これは「横堀鉄塔」といいまして、成田空港反対派(というかなんというか)が空港敷地内に建てた建造物です。もうずっとこのままなんですかね…。

そんなこんなで20分もかかってA滑走路34Lまで来ました。待ちもほぼなく離陸です。エンジンが頑張っている感じもなく、静かに加速していきます。

第一ターミナルを見下ろします。羽田国際化前と比べちゃいけませんが、2024年夏ダイヤはまあまあ活気が戻ってきましたね。
離陸から1分少々はやや気流不安定な中上がっていきます。成田っていつもこう。

利根川を越したらくるっと右に旋回して南西に針路をとります。懸念していた晴天乱気流はFL200あたりでほんの少しだけ揺れたかな、程度でした。そして、離陸から10分ほど、FL240あたりまで上がってベルトサインオフです。

SKY SUITE(スカイスイート)の紹介

お待ちかねのシート紹介です。スカイスイートといえばついこの前、A350-1000がデビューするまではJALで最上級のビジネスクラスシートでした。私の窓側シートから、通路側シートをのぞき込むとこんな感じです。境目のパーテーションは離着陸時は下ろすことになりますが、互い違いな配置になっているので隣に人がいたとしても気にならなそうです。

もう少し引きでとると配置がよくわかると思います。特に窓側はかなり個室感が高く、長距離フライトによさそうです。圧迫感は見た目より少なく、意外に横幅もあります。

着席して左方向を向くとこのような眺めになります。ガラガラなので向こうの窓側までよく見えます。

ただ、このシートには一つだけ弱点がありまして、それが収納の少なさです。基本的にはポーチ一つ置ける場所もなく、シートポケットも竪穴式で余計なものは挟めません。唯一の救いはこの横にある収納ですが、なんと通路側席のみで窓側席にはありません。
長距離線ではやはり手元にいろいろ置いておきたいので、ちょっとこれは困りますね…。

セントレアへ

なんと30,000ftまで上がり、一応ドリンクサービスも行い、ベルトサインは20分くらい消えていました。羽田-中部便よりはだいぶ余裕がある印象です。

しばらく西向きに飛んでいましたが、天竜川あたりでグイっと南南西に針路をとり、渥美半島の南岸沿いに飛んで、南からセントレアに近づきます。

そんなわけで、滑走路36に着陸し、ほぼ定刻でゲートに到着しました。

まとめ

最近は国際線機材に搭乗できるチャンスが増えていますが、その中でもスカイスイートを利用できるこの便は格別です。
正直なところ、国際線長距離便で搭乗すると収納など使いづらいところも出てきそうですが、国内線で乗る分には贅沢すぎるので、お時間に余裕があり新幹線に乗らなくてもよい東名間移動の機会があれば、選択肢に入れてみてもよいかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。当ブログは今後どんどん記事を増やしてまいりますので、是非引き続きよろしくお願いします。

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