【大揺れのフライト】JAL480 搭乗記

JAL搭乗記

本日のフライト情報

航空会社:日本航空
便名:JL480
出発地:高松空港
出発予定時刻(実際):13:25 (13:52)
到着地:東京国際空港(羽田)
到着予定時刻(実際):14:40 (15:03) 
所要予定時間(実際):1時間15分 (1時間15分)
機材:Boeing 737-846 JA338J

気象状況の確認

今日のフライトは、太平洋側の南岸にある低気圧の影響を受けながらのフライトになります。巡航中はジェット気流の影響が多少あるかもしれませんね。その後羽田に近づくにつれて雲の影響を受けるようになり、揺れが大きくなりそうです。

断面図も雑に塗り絵してみました。羽田への降下中、低い高度でVWS(鉛直方向の風速差)も大きくなっていることがわかります。ベルトサインオンのまま上昇して、FL330でレベルオフ/サインオフ、降下開始とともにベルトサインオンといったところでしょうか。

出発~巡航

実はJL479で高松入りしてとんぼ返りだったので搭乗前の写真はありません。前便からの遅れを引きずって、ゲートを離れたのは27分遅れの13:52でした。14時ちょうどにはRWY26より離陸し、低層にある雲の中を軽い揺れを伴いながら抜けていきます。
意外にも離陸後5分でベルトサイン消灯。揺れないのかと思っていたらFL230~FL300にかけてはやはり断面図で見たVWSの影響でLight Minus~Light程度の揺れがありました。

西側の雲自体は表面も落ち着いています。FL350(35,000ft)まで上がって巡航に入りました。

高松発羽田行きは通常浜松あたりで太平洋南岸に出ます。三重県から愛知県にかけて広がる雨雲の影響もうけるかと思いましたが、雲の背がそこまで高くなく問題なく通過できました。
そのころ機長からのアナウンスがあり、降下中は強い揺れが報告されている旨案内がありました。まあ当然です。

しかしながら先ほど断面図で見たようにVWSが顕著な高度が東に行くにしたがって高くなっており、豊橋あたりからまたLight Minus~Light程度の揺れが出てきて、ベルトサインオンとなりました。そうこうしているうちに機体は南東に針路をとり洋上に出て、降下開始です。

大荒れの降下

先ほどのVWSの影響もあり、雲に入る前からLight Minus~Light程度の軽めの揺れが断続的にあります。

機体は大きく南に迂回し、神津島と新島の間を東に抜け、房総半島沖20,00ftあたりでついに雲に入りました。揺れはLight程度から始まり最大Light Plus程度に。すぐにコックピットからも”Cabin crew, remain seated”とのアナウンスが繰り返されました。ほどなくして一層目の雲は抜けましたが、すぐに2層目がありこちらはLight Plus~Moderate程度とさっきより揺れ、機内からは軽く悲鳴も上がります。腰が浮く感覚が何度も繰り返されながら高度を下げていきます。

この揺れがなんと10分以上も断続的に続き、落ち着いてきたころには東京湾上空でした。羽田周辺の視程も結構悪く、川崎がギリギリ見えるかなくらいの状況で15時ちょうどに滑走路34Lに着陸、3分ほどの地上走行でゲートに到着しました。

まとめ

実は今回は揺れをあえて狙っての搭乗でした。狙っても思い通りに揺れないこともありますが、今回はあてて謎の達成感に包まれながら降機しました。

揺れの状況は動画のほうが伝わりやすいかと思います。動画を上げておきましたので、ぜひ合わせてご覧ください。

もともとライブドアブログでした本搭乗記ですが、今後は徐々にこちらの独自ドメインのブログに移行してまいります。皆様、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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